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2018年度高校入学式 校長 式辞

  4月にしては少し肌寒い日になりましたが、本日この佳き日に、須磨学園高等学校第97回入学式を挙行できますことを心より嬉しく思います。

  新入生の皆さん、ようこそ須磨学園高等学校へ、みなさんを心より歓迎いたします。

  保護者の皆様、ご子息・ご息女のご入学、心よりお祝い申し上げます。そしてこのようにたくさんのご出席、本当にありがとうございます。皆様のご理解とご協力、そして熱意が本校の支えとなっております。

  ご来賓の皆様には、ご多忙の中ご臨席を賜り、厚くお礼申し上げます。誠にありがとうございます。これからの3年間、どうぞ生徒たちをあたたかく見守っていただきますよう、お願いいたします。

  あらためまして、新入生のみなさん、入学おめでとう。今日から高校生活が始まりますが、意識してほしいことが1つあります。それは「なぜ?」を大切にしてほしいということです。この「なぜ?」からすべての学びが始まると言っても過言ではありません。勉強なら「なぜわからないのか」、「なぜ解けないのか」、部活動であれば「なぜうまくできないのか」、その他「なぜやらなければならないのか」などです。この「なぜ?」をとことん追求してください。一人で時間をとって考え抜いてください。しかし行き詰まることもあるでしょう。そんなときはどうぞまわりを見てください。縁あって今ここに集まった仲間がいます。仲間とともに「なぜ?」を追求することはとても楽しく、充実した時間になるはずです。
  そして、みなさんの「なぜ?」をサポートする教職員がいます。私が言うのも何ですが、本校の教職員は本当に素晴らしい。個別でもいい、仲間と一緒でもいい、「なぜ?」をぶつけてみてください。必ず良い方向に導いてくれるでしょう。そしてみなさんの好奇心をさらにかき立ててくれることでしょう。
  もう一度言います。3年間「なぜ?」をとことん追求してください。そうすれば大丈夫。きっと「なりたい自分」に近づいているでしょう。

  最後に、みなさんが今ここにいるのは、みなさんが努力を積み重ねてきたからです。それは間違いない。しかし、それだけではありません。後ろにおられる家族、親戚、中学校や塾の友達・先生など本当に多くの方々がみなさんに関わってくれています。そのことを忘れないでください。
  これからの3年間がみなさんにとって実り多いものとなるよう、心から心から応援をしています。

2018年4月7日 校長 土屋 博文