SUMA GAKUEN
学校法人
須磨学園
  • HOME
  • 2016年度高校入学式 S2学年部長 挨拶

2016年度高校入学式 S2学年部長 挨拶

 学年を代表して挨拶をさせていただきます。 中高一貫10期生の皆さん、須磨学園高等学校への入学おめでとうございます。 保護者の皆様、ご子息、ご息女の須磨学園高等学校へのご入学を心よりお祝い申し上げます。

 さて、10期生の皆さん、今日の日を迎えてどんな気持ちでしょうか。 私は、この日を心待ちにしていました。というのも、私はS1学年の部長として皆さんと関わりはじめてから、高校生をどう過ごすのかをずっと考えてきました。そして、すでにどう過ごしてほしいのかをS1学年からはじめてきました。 今日は、高校生としてスタートする節目の日ですから、改めてお話します。 中学校の卒業式でお話した内容と少し重なってしまいますが、聞いてください。

 皆さんは、小学校の時に努力し、合格され、須磨学園での生活を手にしました。須磨学園中学校では、学習に励み、研修旅行を経験し、成長できたと思います。小学校時代に充実させたことで、中学校生活を獲得できたと思います。
 今日からの須磨学園生活の後半戦は、将来を見据えた生活になります。なりたい自分を模索していく生活です。ぜひ、須磨学園高校での生活を充実させることで、なりたい自分への道筋を獲得してほしいと思います。小学校時代と中学校生活がリンクしていました。高校生活と将来をリンクさせてほしいということです。

 では、須磨学園高校で皆さんにどのように過ごしてほしいのかをお話します。 「高校生らしく」過ごしてほしいと思います。私の言う「高校生らしく」とは、何なのか。 3つあります。「元気・勇気・責任」です。
 「元気」とは、朝の挨拶にはじまり、日々の生活を元気に過ごしてほしいということです。以前、学園長先生が「元気」とは元の気だとおっしゃっていました。寝ることで、元気を取り戻せるなどの話もありました。それだけではありません。毎日を「元気」に臨むために、規則正しい生活になるでしょう。また、自分が元気だと周りが明るくなるでしょう。自分自身も楽しくなるでしょう。心の中も元気することも大切です。悩みなどがあっても、解決できることで元気になります。「元気」に過ごすことを心がけてください。お願いします。
 次に、「勇気」です。何事にも勇気を持ってチャレンジしてほしということです。勝負事、新しいことなど失敗を恐れず、チャレンジしてください。お願いします。
 最後に、「責任」です。私の思う「責任」とは、「正義感を持つこと」と「自分のことは自分でする」ということです。これらを達成することで良好な人間関係を築くことができるはずです。お願いします。
これらの3つの精神を基にして、私たち教員は皆さんと全力で向き合っていくことをここに約束します。

 保護者の皆様、これからの3年間、「なりたい自分」、自己実現の達成のために、私たち教員は全力で生徒たちと歩んでいきます。 ジンクスを打ち破り、2年目を迎えることができた学年部長に託していただきたいと思います。 ただ、何か疑問がありましたら、メールしてください。電話をしてください。多くのコミュニケーションをとることで、お子様をよりよい方向へ導いてゆきたいと思います。これからよろしくお願いします。

 最後に、もう一度、10期生の皆さん、高校生活を大いに期待してください。皆さんの横には、3年間でつくりあげた仲間がいて、友情もあるはずです。 横の人と手をつないでください。 手をつなぎましたか? どんなことにも皆さんが手をつないでいれば、どんな目標も達成してゆけると思います。 「ともに頑張りましょう」

2016年4月9日 S2学年部長 吉田 泰明