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2016年度中学校入学式 保護者代表 挨拶

 大変僭越ではございますが、新入生の保護者を代表いたしまして一言ご挨拶をさせていただきます。本日は子供たちの為にこのような盛大な入学式を催していただきまして、本当にありがとうございます。これまでの子供達の努力が実を結び、今日この日を迎えることができたことに保護者として安堵感と喜びでいっぱいです。
 理事長先生、学長先生をはじめ、関係者の皆様からの温かいお祝いのお言葉を頂き、心より感謝申し上げます。新入生の皆さんも今やっと須磨学園の一員になったことを実感していると思います。

 今日の主役である新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。先日までランドセルを背負い小学生だった皆さん、やっと須磨学園の一員ですね。ここでの出会いや経験、そのすべてが素晴らしい財産となるはずです。共に学ぶ友達を大切にし、認め高め合い、実りある学校生活を送ってください。あなた方がここで築いた人脈はあなた方の未来を、きっと豊かにしてくれるはずです。私達保護者はあなた方を信じ、見守り、あなた方の努力に対し、どのような支援も惜しまない覚悟です。

 現在の中学2年生より大学入試改革が始まります。21世紀の教育のキーワードはActive Learning、自らが主体的に学ぶということです。須磨学園での沢山の経験を通して、知識を増やし、自ら学び考え、表現してください。沢山対話をして、自らの論理的な思考をしっかり持てるトレーニングを積んでください。偏差値至上主義はまだまだ健在でしょうか。偏差値と同じくらい、いえそれ以上に潜在能力にすぐれ、自分らしい生き方を見つけることができる生徒にとって、この須磨学園はまさに時代の潮目を見据えた最高の学びの舞台となるはずです。
 このような教育改革の過渡期の中で教壇に立たれる教職員の皆様、さぞご苦労は多いかと思いますが、子供達は今純粋にこの須磨学園に心弾ませ、将来の夢を模索している途中でございます。どうぞ、厳しくも温かいご指導、ご鞭撻のほどをよろしくお願い申し上げます。

 最後になりましたが、本学園のますますのご発展とここにお集まりの皆様のご健勝をお祈りいたしまして、保護者代表の挨拶とさせていただきます。本日はありがとうございました。

2016年4月9日 保護者代表 中岸 真紀