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2018年度高校入学式 K1学年部長 挨拶

  新入生の皆さん、須磨学園へのご入学おめでとうございます。学年団一同、心より歓迎致します。 保護者の皆様、ご子息・ご息女のご入学、誠におめでとうございます。心よりお慶び申し上げます。今後の学年運営につきまして、皆様からご理解・ご支援を賜りますことを、この場をお借りして、よろしくお願い申し上げます。

  私たちは新入生の皆さんに、本校の建学の精神にあるように「清く、正しく、たくましく」生きてほしいという期待を抱いています。その上で、みなさんに大切にしてほしいと願う3点を、お話しておきたいと思います。

  1つ、「常に考える」。日々の勉強、クラブ活動、人間関係、進路など、これからの皆さんには考えなければならないことがたくさんあります。中には、なかなか解決しない問題もあると思います。うまく頭が働かないときもあると思います。そんなときこそ、チャンスです。苦しみながらも問題解決を諦めず、正面から向き合う確固とした意志を持ち、「常に考える」習慣を育むことで、充実した高校生活を送ってください。
  2つ、「協力する」。一人では解決できない問題はたくさんあります。そんなときには、周りの人と協力しましょう。きちんと協力するためには、自分自身のことと、相手のことをしっかり理解しておく必要があります。お互いに理解を深め合いながら、さらに協力の輪を広げていくと、自分の世界観も広がっていきます。そうした「創造的協働」は、人間にしかできません。これからの社会をたくましく生き抜いて行くために、高校3年間を通して少しずつ「協力する」姿勢を養ってください。
  3つ、「感謝の心」。皆さんは今までも、そしてこれからも、必ず誰かに愛され、支えられて生きていきます。自分では気付かないところで、たくさんの配慮を頂いています。清く生きるということは、それを決して当たり前だと思うことなく、感謝の心を持ち、共に生きる人たちにそれを伝えるということです。ぜひ、些細なことでもしっかり「ありがとう」を伝え、そして逆に、いろんな人から「ありがとう」と言われるような人になってください。

  以上3点、「常に考え」、「協力し」、そしていつでも「感謝の心」を忘れず、「清く・正しく・たくましく」生きていってくれることを心から期待しています。私は皆さんとこの場所で出会った奇跡に感謝し、この出会いを無駄にすることなく全力で皆さんの成長をサポートしていくことを、学年を代表してここに固く誓います。

  簡単ではございますが、学年部長挨拶とさせて頂きます。生徒の皆さん、保護者の皆様、これからの3年間、どうぞよろしくお願い致します。

2018年4月7日 K1学年部長 多田 鉄人