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2016年度 高校卒業式 V2卒業生代表 答辞

 寒さの厳しかった冬も終わりを告げ、春の訪れを感じる季節になりました。本日は、僕たち卒業生のために、このような盛大な式典を挙行していただき、誠にありがとうございます。僕たち中高一貫八期生は今日、卒業します。
 須磨学園に入学してからもう六年が経ちました。理事長先生、学園長先生、素晴らしい学びの環境をいただけたことを心より感謝いたします。先生方はいつも僕たちが立派な社会人になるように導いてくださいました。

 在校生の皆さん、先ほどは心温まるお言葉をありがとうございました。皆さんと部活動や学校行事といった場で一緒に過ごせたことをうれしく思います。僕にとって、吹奏楽部で中学一年生から高校三年生までが一緒に、類やコースの垣根を越えて演奏できたことがとても刺激的でした。部活動で協力することの大切さ、先輩後輩関係なくライバル意識を持って競争することの大切さを学びました。在校生の皆さん、自分に限界を定めずに、貪欲に成長することを目指してください。常に積極的に行動し、須磨学園での残りの時間を大切にしてください。

 僕たちには多くの先生方、職員の方が関わってくださいました。
 学年部長の吉村先生。入学して一年目から先生の物理への情熱が非常に強かったです。学年集会でも先生はよく熱い進路指導をしてくださいました。そのおかげで僕たちはいつも高い目標を目指すことができました。自分に自信を持つことができました。また、相談や意見があれば親身に聞いて対応してくださいました。六年間ありがとうございました。
 四宮先生。六年間どんな暑い時でもジャケットを着続けていらっしゃいました。先生のこだわりの強さを感じます。そのような先生からの指導は一人一人に対して細かく丁寧でした。問題が欲しいときにはすぐに要望に応えてくださいました。先生の僕たちに求めるレベルは高く、課題をこなすのは大変でしたが、おかげでとても成長することができました。感謝の気持ちでいっぱいです。
 恵美子先生。六年間いつも温かく見守ってくださりありがとうございました。学校でのお母さんのような存在でした。英作文の添削に何度も押しかけてしまいすみません。大量の添削は大変だったと思います。それでもいつも丁寧で、ノートに書かれた先生のコメントが励みになりました。受験直前には、「大丈夫」という一言に勇気づけられました。僕たちが卒業するまで、学年団にいてくださり本当にうれしかったです。
 学年団の尾崎先生、小倉先生、今井先生、しずか先生、原先生、最後まで受験勉強を支えてくださりありがとうございました。各教科の授業、講座を担当してくださった、大勢の先生方には、いつも熱心に授業をしていただきありがとうございました。

 

 八期生のみんなへ。僕たちの代から三クラスになって、とてもにぎやかでしたね。互いに良いライバルとなり、切磋琢磨し、六年間を乗り越えることができました。文化祭、合唱コンクール、体育祭、世界一周研修旅行、どれも仲間との素敵な思い出がよみがえります。この学年の良いところは、ポジティブで明るいところです。このメンバーだからこそつらい受験勉強も乗り越えることができました。かけがえのないこの八期生のみんなと最後まで一緒に過ごせてとても楽しかった。

 そして、僕らの一番近くでいつも支えてくれた家族へ。
 お父さん。いつも夜遅くまで働いている姿を見て、自分も受験勉強を頑張ろうと思えました。夜、ついリビングで寝てしまったときは、いつも布団をそっとかけてくれました。ありがとう。
 お母さん。六年間、毎日お弁当を作ってくれてありがとう。部活のある日曜日もお弁当を作らなければいけないことが、どれほど大変だったか。迷惑ばかりかけてすみません。お母さんの料理はいつもおいしくて毎日頑張ることができました。ありがとう。お父さん、お母さん、まだまだ未熟者な僕ですが、これからもよろしくお願いします。

 四月から僕たちは広い世界へとはばたきます。お世話になったこの校舎ともお別れです。ここで培ってきたことは僕たちの強い力となります。これから様々な困難に直面することと思いますが、その時は決して弱気にならず、その力で困難を乗り越えます。自分の選んだなりたい自分に向かって一歩ずつでも進み続けます。今まで支えてくださった皆さん、本当にありがとうございました。大きな夢と期待を持って、輝く未来へと一歩を踏み出します。

 最後になりましたが、須磨学園のますますのご発展をお祈りし、答辞とさせていただきます。

2017年3月4日 V2卒業生代表 髙瀨 雄大