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2016年度 中学卒業式 卒業生代表 誓いの言葉

 2014年春、私たち11期生は、新しい学校生活への期待と不安で胸を膨らませ、入学式を迎えました。あれから3年が経ちます。今思えばあっという間でしたが、本当に密度の濃い3年間でした。
 毎日の授業での確認テスト、放課後の部活や講座など、学年が上がるごとに忙しくなるのを感じましたが、とても充実していました。サマーキャンプやウィンターキャンプでは、集団行動の基本や自主的に動くことを学びました。合唱コンクールや体育祭では、全員の心を一つにし、クラスの団結力を高めました。アジアとアメリカを巡った海外研修旅行では、異なる文化に触れて視野が格段に広がりました。また、世界情勢により関心をもつようになりました。学校交流では、言葉の違いを超えて心が通じ合う喜びを知り、もっと英語力を磨いてコミュニケーションをとりたいと思いました。

 このような成長のきっかけを私たちに与えてくださった理事長先生、学園長先生に深く感謝しています。また、私たちがここまで成長できたのは、常に私たちのことを考え、厳しくも暖かく指導して下さった先生方や、いつも陰ながら見守り応援してくれた家族のおかげです。今まで私たちを支えて下さった全ての先生に感謝しています。家族にも、普段は言えない感謝の気持ちを伝えたいと思います。
 そして、11期生の皆さん。私は、個性豊かな皆さんからたくさんの影響を受けて、成長できました。辛いときもありましたが、話を聞いてくれる友達の存在や、皆さんが頑張っている姿にはげまされて、乗り越えることができました。11期生とともに過ごした時間は、何よりも楽しかったです。本当にありがとうございました。

 さて、私たちは4月から高校生になります。私は、中学3年間でわかったことが2つあります。1つは、一見失敗に思えることでも無駄なことはないということ。もう1つは、どんな場面でも、先生方、家族、仲間、たくさんの人が応援してくれているということです。この先訪れるであろう困難に不安もありますがそれ以上に、次のステップへ進むことや、新しい出会いがとても楽しみです。
 11期生の皆さん、それぞれの「なりたい自分」になれるよう高校生としての自覚をもち、切磋琢磨して自分を進化させていきましょう。私たちは、将来の目標に向かって、周りへの感謝の気持ちを忘れず、日々努力を重ね笑顔で歩み続けることを、ここに誓います。これをもちまして、誓いの言葉とさせていただきます。

2017年3月17日 卒業生代表 日野谷 レナ