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2016年度 中学卒業式 学年部長 挨拶

 中高一貫11期生の皆さん、須磨学園中学校卒業おめでとうございます。卒業にあたり学年団を代表して2つのことを話します。

 1つめは学年目標の『活性化』についてです。皆さんは須磨学園中学校でどれだけ『活性化』できましたか。勉強や部活動、学校行事の中で、数多くのチャレンジをしてきたと思います。成功してうまくいったこと、思い通りにならなかったこと、様々だと思います。しかし、こうしてみたらどうだろうと考えたこと、試行錯誤しながら実行したこと、もっとこうしたら良かったと反省したこと、これらを経験したことが一番大切です。その経験を4月からの高校生活にしっかりと活かしてください。

 2つめは他者との関わり方についてです。皆さんの中学校生活が多くの人に支えられていたことを自覚していますか。自宅では家族が、学校では級友や先輩・後輩、我々教員が皆さんとともに生活を送りました。まず、家族には今日帰ったら卒業証書を見せて『ありがとう』と感謝の気持ちを伝えてください。皆さんのその一言が家族には一番嬉しいものです。そして、この場にいる11期生の級友にも感謝の気持ちを伝えてください。先程述べた『活性化』のチャレンジの際も、最も近くにいたのは11期生の皆です。この3年間ともに喜び、ともに悲しみ、時には支え合い、時には衝突し・・・その都度、何度も何度も悩んだのではないでしょうか。もしかしたら、最近全く言葉を交わしていないという人もいるかもしれません。是非、この卒業式後、教室で全員と言葉を交わしてください。お互いを理解し合うこと、尊重し合うこと、認め合うことをできるようになり、新しいスタートが切れるようにしましょう。それを高等学校入学までの宿題にします。

 以上を持ちまして卒業式の挨拶と致します。

2017年3月17日 学年部長 山本 理貴